So-net無料ブログ作成

エセカウンセラーの言い訳 [気になる人達]

また少し賑やかになってきた感があるけど、まずは予告した奴から。

私のpoohさんに対するエセカウンセリングにムッと来た人は結構いたと思う。
とはいえ、私もイラッと来たんだよね、Poohさんの物言いに。

ただし、「雑だ」と言われたからイラッときたわけじゃぁないよ
(そこで怒れるほど自分を頭いいとは思っていない)。
もっと生理的なもの、私が某Aクンに感じる嫌悪感の源と同じものを感じたから。

だけど、「腹いせ」的に対応したわけではないんだよね(誰も信じないとは思うけど)。

最近私は色んな人の「ニセ科学批判」に幻滅している。
ただし、poohさんはその中にあっても「理性的」であると個人的には思っている(ホントに)。
だからこそ、某Aクンレベルには墜ちて欲しくないんだよね。
だから、“自分好みに変えたい”という企みとして言ってミタ。
勿論、これは個人的欲求で、単なる片思い。
poohさんがそれに従う義理は無いのは分かっているけどさ。


【M君再考】

唐突だけど、過去に登場いただいた「M君」の話を再考する。

まぁ、「M君の悲劇」を読み返すヒマが無い人にあらすじを言えば...

 M君って人がTちゃんと上手くいかなくなった時、その原因について自分の事を疑う事をせず、なんとかその原因を自分の外に見出そうとする。で、ウジウジウジウジ同情を引こうとする。で、そんなM君みたいな人に対する嫌悪感が、この世界(どの世界?)に足を踏み入れた根源かもしれない

...なんて事を書いた。
もう一度そのあたりに戻ってみる。

 M君は基本的に悪い人ではなかった。頼まれ事は一生懸命やるし、面倒見もよかったと思う。おそらく、私も彼の恋愛事に関与していなければ、うんざりするどころか、良い友達と思えていたかもしれない。
 だけど、「自分の気持ちが伝わらない、相手の気持ちが分からない」というエンドレスな愚痴を聞かされるとどうもね...。

 私にしてみれば『そんなの当たり前』。
 だから、自分で色々試行錯誤しなきゃならないんじゃないの、と思うし、言いもした。
 だけど、そう言っても彼は「でもさぁ...」と言って、“できない理由”を言い続ける。
 そのくせ、「どうすればいいか教えてくれよ」と食い下がる。
 これには、ほとほとうんざり。

 一応彼らの恋愛にある程度関与していたから、暫くは付き合ってはあげたけど、そういう事情が無ければ3秒で見捨てていただろう。


【原因と普遍性を考える】

 ここで一つのM君仮説をぶち挙げてみる。
 
 たぶんM君は「自分の考え方と他人の考え方は同じ」というのが、対人関係における絶対無二のルールであり、そのルール自体はもう疑えなくなっていたのではないかと言うものだ。

 「自分の考え方と他人の考え方は同じ」なんて幻想は、私のようなすれた人間なら鼻で笑い飛ばすような代物。
 だからこそ当時は、M君の事を「こんな甘ちゃんがよく今までこの世間を渡ってきたな」と思っていた。

 だけど、それ以降、同じ印象を受ける人を度々見るに付け、実は「そういう人」は特殊ではなく、下手すると「そういう人」をおかしいと思う私の方が特殊ではないか、と思えるようにもなってきた。


【善良さ】

 よく、「人の気持ちを考えなさい」と言われるよね。
 「テレパスじゃねーからわかんねーよ」と言うのが模範解答だと思うけど
 そんな事言ったら先生にぶっとばされるわけだ。

 そういう時教えられるのは
 「己の欲せざる所、人に施すなかれ」とか、「自分がして欲しい事をしてあげる」だ。
 つまり、「自分を基準に相手を考える」って事だね。

 それで本当に相手を考えている事になるとは私はちっとも思わないけど
 「人の気持ちを一顧だにしない」よりかは何万倍もいい、というのは確かだ。

 しかも、そういう態度を取る事で、
 少なくとも「私はあなたの事を考えていますよ」というスタンスは相手に伝えられる。

 で、そのようなスタンスの人は「善良」だし、周囲にもそう映る。
 M君もまさにそういう人だったんだと思う。


【プロファイリング】

 ここで勝手にM君のプロファイリングをしてみる(答えは覚えていないケド)。
 
 彼は、優しい親に育てられた一人っ子。
 甘やかされて育ったわけではなく、教育もしっかりしていて、 それこそ「己の欲せざる所、人に施すなかれ」、「自分がして欲しい事をしてあげる」を教えると同時に、その教えの通りの愛情を彼に注いでいた。
 それにより、M君も同じように「周りに優しくしたい」と思うような子になった。

 ちなみに親は地元で働いている人で、転勤もなく、小中学校はモチロン、高校でもM君の人間関係の激変は特になかった。

(なんでそうプロファイリングしたかは、以下の話から推理してみてね)。


【M君の出来上がり方】

≪STEP1 確証≫
 で、そんなM君はまず嫌われないわけだ、
 「自分のためを思ってやってくれている」という気持ちは、それだけで嬉しいもの。
 だから、M君の行為が自分の気持ちにマッチする時は感謝の気持ちを示すために3割増ぐらい喜んで見せるだろうし。M君に多少の「余計なお節介感」を感じた時でも、(M君の「思いやり」を踏みにじるのははばかられるので)やっぱりいくらかは喜んで見せる。
 一方、M君にとっては、友達はいつも喜んでくれるので、「自分を基準に相手を考える」事によるり親切や自己抑制が適切だと確信を深めていくわけ。

≪STEP2 淘汰≫
 まぁ、中にはM君と考え方が180度違う人もいて、その人にとってはM君の行為はことごとく見当外れ。でも、それでM君に文句言うのは悪い気がするし、何より周囲の友達から非難を受けそう。だから、黙ってM君との関係を疎遠にしていく。
 逆に、M君の行為が自分の気持ちにマッチする事が多い人は、本気で喜べる時が多いから、どんどんM君と親密になっていく。それはどういう人かというと、「M君の考え方と共通点が多い人」であり、まさに “気の合う仲間”。
 つまり、M君が「自分を基準に相手を考えるのが良い」という仮説の上で親切にしていく事で、「M君の考え方と共通点が多い人」人が周囲に残り、まさに仮説どおりの集団が出来上がるわけだ。
 このあたりは「予言の自己成就現象」に似ている。

≪STEP3 反証により仮説が棄却されない≫
 とはいえ、時にはM君が「自分を基準に相手を考えてもダメ」と自覚せざるを得ないようなトラブルもあるだろう(それこそ、恋愛なんかそうだ。「やさしい人か」よりも、「気が合うか」がシビアに評価されがち)。
 そんな時は「やっぱり間違っていた」と落ち込んだかもしれない。
 でも、そんなM君の一番近くには「M君と同じ考え方」の友達がいるわけだ。
 その友達は皆「同じ状況に直面したら自分もM君と同じ事を考える」と思うから、口々に「私だってそうしたよ、M君が間違っているわけじゃない」と本心から言って慰めてくれる。
 それにより、M君は立ち直る事ができ、そして仮説は棄却されない。


【M君の人柄評価】

 ...という話は全くの私の想像だけどね。

 ところで、もしそうしてM君が出来上がったとして、そんなM君を皆さんはどう思いますか?

 M君はモチロン、その友人もきっと良い奴ばかりだろう。
 そんな好ましい人達が互いに以心伝心、ツーカーの仲。
 そんな集団は偶然できたものではなく、M君の「人へのやさしさ」という気持で醸成されたもの。
 これは、たゆまぬ努力で作り上げたユートピア、と言ってもいいんじゃないかと思う。

 何ら批判すべき事は無い。むしろ羨ましい。

 でもね...じゃぁその集団から一歩出て、集団外の人と交わる時はどうなのだろう?


【ユートピアを離れし者は】

 ずっとその集団に閉じこもっている、というのは不可能。
 例えば就職のように、否が応でも他の集団に組み込まれる時はきっと来る。

 その際、元の集団内では仮説ではなく事実であった
 「自分を基準に相手を考えるのが良い」
 というローカルルールはリセットされる。

 その時になって、ルールのリセットに気付くかどうかが一つの分かれ目。
 そして、仮に気付いたとして、ずっとそのルールに依存してた人間が、そのルールが効かない新たな環境に対応できるか、というハードルも高いと思う。

 M君は、大学という人間関係の大きな変化の中で、そのどちらかに躓いていたと思う。
(何より、彼が最初に加わった集団が、特につるむ相手もいない者同士が集まった「多国籍軍」的アクの強い集団であったのも不幸だったかも)

 恋愛における不協和に陥り、不安定な状況になった時、M君はそれを自分で打破するためのスキルは持ち合わせていなかった。
 何故なら今まではそんな事を考える必要が無かったから。

 そんな不安定な状態を何とかしたくて、前の集団では言ってくれただろう「君は間違ってないよ」の一言を私達に期待したのだと思う。

 だけど私達は、それを求められている事を見透かしつつ、頑としてそれを言ってあげなかった。それは、意地悪ではなく「それを言ってやっても事態は好転するどころか、悪化するだけ」と分かっていたからだ。


【あなたならどうする?】

 ところで、仮に皆さんが同じ状況でM君の相談を受けたらどうします?

 彼の気持ちを察して「君は間違ってないよ」と言ってあげる?
 それとも私のように一見冷たい対応をして、自分で解決するようにし向ける?

 私は後者だけど、別に前者が悪いとも思わない。
 それは、もうスタンスの違いでしかない。

 私も鬼じゃないので(多分…)、嫌いじゃない相手には何かしてあげたいとも思う。
 だけど、「自分がして欲しい事をしてあげる」に優先して心に留め置いているルールが2つある。

 「自分がして欲しい事をするのは自己満足。本当に相手がして欲しい事とは限らない」。

 「相手がして欲しい事であっても、それをしてあげる事が最良とは限らない」

 その上で
 「その時その人を良い気持ちにさせるより、後でその人が良い結果を残せる方を選択する方が、実はその人のため」
 とは考えている。

 勿論それも「自分だったらその方がいい事」であり、それが絶対に正しいとは限らない。
 だから、もしその態度で相手から恨まれる事になっても、それは相手が分からず屋だからではなく、あくまで「自分の責任」だと思う事にしている。


【言い訳?】

 で、長々と、知らん人の話を聞かせちゃったけど、

 私が上で延々と話したM君的な匂いをpoohさんから感じとってイラっとした事
 そして、poohさんに対して取った態度は、そのM君に対する気持ちと同じだという事
 で、批判はしたけどpoohさんが悪い人とは思っていない事

 そのあたりを言いたかった。

 「それにしてももう少し言い方があるだろう」って思う人は、私から見れば認識が甘い。
 M君的な人は少しでも甘い顔すると、それだけで安心しちゃう危険があるんだね。

 それに「言っている事は正しいかもしれないけど、言い方が気にくわない」ってな評価をしちゃうような人ならば、それは私の好きな「理性的な人」ではないって事。

 そんな人だったら嫌われても一向にかまわないし~。


【まとめ】

 正直に言えばpoohさんに対するフォローや言い訳というより、90%以上は、同様にM君チックなニセ科学批判の方々(全てとは言わん)に対するあてつけなんだよね。

 もし「poohさんの敵討ち的なコメントしてやる」みたいなつもりで”人ごとのように”読んでいた人がいたら、自分にも当てはめて考えてみてね。


 いきなり話が飛ぶけど...
 大学時代に属してた手品のサークルでは、たまに一般客相手のステージを開催していた。
 で、まぁ、こちらも素人に毛が生えた程度だから仕方ないけど、客にウけない時もままあるわけです。
 そんな時「今日の客層が悪い」とか、「照明や音響がミスしやがって」とか言う人がいるわけです。

 その人に対し、優しく「運が悪かったね。まぁ、仕方ないよ」と言ってあげる人もいる。
 だけど、そんなんばかりだと、どんどん集団が「M君製造器」になって
 外の世界を考えられない人ばかりになっちゃうと思う。

 でも、手品って客を楽しませるためにやってるんだから、客のせいにするなんて論外なのよ。
 だから私とかは「どんな客が来るか考えないのが悪い」とか、
 「照明や音響に凝る前に自分の演技を凝れ」と冷たい事言いたくなるわけ
 (で、「悪魔」呼ばわりされるのね)。

 「仲良しサークル」もいいんだけどさ、
 個人的には「油断すると後ろからグサっと刺される」ような人達とつるむ方がスリリングで好き。


 でさ、本題に戻るけど...
 最近のニセ科学批判側に立つ人たちの集団を見ていると、どうしても「仲良しサークル」に見えるのね。

 批判批判された時とか、どっちかというと頭越しに「批判側どうし」で語り合う事の方が多くない?
 とか、とりあえず助勢にかけつけ、「君は間違ってない、私も同じ考えだ」と言って仲間を安心させたり
 「こんな奴たいした事無いよね」と仲間内で確認する事で溜飲を下げる。
 
 ...なんていうかさ、分かり合える人とばっかり分かり合う事で、安心しているみたい。

 集団内でゴソゴソ話し合って、そうだね、そうだよね、と互いに認め合う事が主目的で、「色々考えている」だけで十分満足しちゃっているように私には見えますが、ご本人達としてはどう考えているんだろうね。

 本来「ニセ科学批判」って、外部に働きかけてこそ意味があると思うんだけどね。
 それとも、もしかして、外部に開かれたインターネット上で議論してみせる事が、すなわち外部に働きかける事だ、という程度の意識なのかしらん。

 でも、外野として言わせてもらえれば「仲良しサークルの活動」をわざわざ見せてもらっても、たいした訴求力は持たないと思う。
 せいぜい、そんな「仲良しサークル」が楽しそうだと思うような人が、入部届けを出しに来るぐらいが関の山じゃないかしらねぇ(で、ますます閉鎖的になると)。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。