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「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄(生活人新書) [ゲーム脳の恐怖]

~はじめに~

 実は過去にも図書館で借りた事があるのですが、その時点で既に「問題有り有りの話」という先入観があったため、正直斜め読みでした。
 最近TAKESANさんの所で取り上げられており(http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/cat15642757/index.html
)再度借りて、改めてちゃんと読んでみました。
 だけど、この本につきましては、もう既にそのダメさ加減が語りつくされた感があり、専門家や優れた論客による、論理的かつ本質的な批判は、ネットを探せばいくらでも見つかります。
 そのため、「何が間違っているか」について、私が言おうとしても、陳腐になるか、あるいは既に有る批判未満のものにしかならない事が確実な気がします。
 例:http://www.kenn.co.jp/qa/game/eeg_5.htm
   99%の支持を得ているこの書評も秀逸です。
   http://www.bk1.jp/review/0000159285

 ですから、「何が間違っているか」については最小限に留め、間違っている事を前提にして、この本の記載の不自然な点を指摘する事で、そこから著者自身の属性をプロファイルし、「何故間違ったか」にアプローチしてみたいと思います。


 その話をする前に、最初に思った事。
 私個人としては「ゲーム脳の恐怖」が出た当時から批判が続出しており、それによりとっくに世間では単なる「ヨタ話」として処理されている、と勝手に考えていたのですね。
 ですから、本音を言えばTAKESANさんがこれを取り上げた時、「何故こんな今更な本を!?」と思いました。

 しかし、よく調べてみると、まだ辛うじて生き残っているどころか、結構精力的に活動しているようです。
 アルファさんのブログで、現在の講演の様子がレポートされていますね。
 http://d.hatena.ne.jp/tabiture/searchdiary?word=%2a%5b%a5%b2%a1%bc%a5%e0%cc%e4%c2%ea%5d

 正直びっくり!
 まぁ、理由は色々考えられますが(波動や血液型性格判断が生き残っているのと同じような)、おそらく「ゲームを苦々しく思っている大人(特に教育者)」がいる限り、例え皆薄々うさんくさいと思っていてもニーズは生じるのでしょう。

 しかし、そういうニーズを持つ人こそ、「ゲーム脳」の話を受け入れるべきではないと思います。
 著者の主張する「ゲーム脳」という現象は、客観的裏付けに欠けたファンタジーです。
 ファンタジーごときで「ゲームの悪影響」についての思考を停止してしまってはいけません。
 
 本を読む限り、「ゲーム脳」という概念は、著者の「思考停止」の積み重ねにより生み出されたものと映りました。
 そんな人の言う「ゲーム脳」を受け入れてしまうよりも、著者の「思考停止」を他山の石として、『そうならないようにする』教育を目指す事の方が、何十倍、何百倍も有益かと思います。

 というわけで、今日はここまで。
 「ABOFAN関連」もたいした動きはないようですし、あせらずじっくり書いていくつもりです。
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